推し香水の副産物
現在これを書いている2月下旬ころ、「推し香水」が欲しいなと思い立ちました。
推し香水とは、推しをイメージした香りを楽しめるというオタクグッズで、一時期ツイッターでも宣伝がバカスカ流れてきたこと、皆さんも記憶に新しいと思います。
「こちらが私の推しです」と胸を張って言える対象のグッズが大変に少ないこと、忙しい仕事もひと段落したこと、なんとなくオタク的な活動をしたいなと思ったことが、私を「推し香水」へと駆り立てました。
今回、私が利用したのは「Scently」さんです。↓↓↓
ツイッターに宣伝がバカスカ流れてきた会社を素直に利用してみました。香水の割には手が出しやすい値段なので、後悔しても傷が浅いだろうという判断から。
オーダーシートに必要事項を記入し注文すると2~3で週間程度で香水が届くそうです。
早速書くか、オーダーシート
性別は?人か人外か?イメージカラーは?等、さくさく推しの情報を記入していくと…
誕生月はいつでしょうか?※必須※
分かりません!!!!!!
推しの誕生日は不明だというオタク、結構いると思うんですが(特に2次元に推しがいる方)、私も漏れなく“そう”なのです。選択項目には「不明」もあったので、素直にそれを選べば良かったのですが、せっかくだし予想をしてみないか?と思い立ち、作ってみました。
推し年表
しかも推しと絡みのあるキャラの年表も追加。
推しの誕生月をざっくりでも予想できればな~程度の思いで作ってみたのは良いものの、やはりそこはオタクの欲張りが出てしまい、あれもこれもと手を出した結果、結構な量になってしまいました。
これスマホとかで見られます?めっちゃ見づらいですよね?(ブラウザ視聴推奨)
ちょっと小分けにして見ていきますね。
馬齢と実年齢で分けて表記しているのは、2001年から馬の年齢の数え方が変更になったためです。2001年までは馬の年齢は数え年で数えられてましたが、2001年以降は国際基準の満年齢で数えられるようになりました。マキバオー連載当時は数え年でのカウントなので、分かりやすいように分けて記載しています。
あと語尾に「?」を付けているのは、私の予想なので原作中で言及されているものではありません。
さて早速ですが、結論から言うとトゥーカッター(推し、以下トゥ)の誕生月は6月になりました(あくまで私の中での話なので異論受け付けます)。
「デビューが遅れ春の舞台は踏めず~」(文庫版8巻52頁)や有馬記念の予想紙(文庫版7巻216頁)等から予想したんですが、競走馬って3月~5月くらいで生まれるのがほとんどみたいですね。そして翌々年の秋ごろにデビュー、というのが多いイメージです。
トゥが一方的にライバル視し、かつ羨望の眼差しでも見ていたピーターⅡ(以下PⅡ)。彼のモデルの一頭ではないかと思われるビワハヤヒデも1990年3月生まれ、1992年9月デビューでしたので、それを参考にしています。
トゥに話を戻します。彼のデビューが遅れた理由について以下考えてみました。
①怪我、疾病等で入厩が遅れた
②馴致訓練がうまくいかなかった
③誕生が遅れた(5月以降の誕生)
④その他理由
競走馬のデビューに関してはあまり知識が無いので、上記4点くらいしか思い浮かびませんでしたが、一点ずつ見ていきたいと思います。
まず①に関してはあり得る話かなあ、と思いました。
②に関しては個人的に無いと思います。彼は後に"精神的支柱"と呼ばれるほどに、落ち着いた気質を持ち備えているため、馴致程度こなせない訳が無いからです。あのベアナックルがデビューできてんだから、できるだろ。
③の誕生が遅れた、これもあり得る話です。
④のその他理由は特に思いつかなかったので削除。
①か③が有力候補ですが、トゥが身体的に弱いという描写も無く、しかも彼はステイヤーで持久力やタフさには定評があります。①は説得力に欠けるかなあという印象です。
③の誕生が遅れたという理由ですが、彼のモデルとなったマヤノトップガンは1992年3月生まれ、1995年1月デビューです。誕生は標準くらいの時期ですが、デビューは遅めだったので、トゥのデビュー時期も1~2月頃で設定しています。
え、じゃあ、トゥの誕生も3月くらい・・・?
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・・・・・・・・・・・6月だろ。
6月生まれだろ、トゥは!!!!!!
朝露に濡れた紫陽花、小雨に濡れる尾花栗毛、霧で煙る早朝だろ、トゥは。
美しいな~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!
3~5月の比較的カラッとした空気ではなく、梅雨入りした6月頃の冷たく湿った空気が似合いすぎるな…。
ということで、非常に個人的な感性からトゥの誕生月は6月に決まりました。
オタクっていつもそう。許してほしい。
とりあえず誕生月も決まったことなので、オーダーシートの残り項目をさくさく記入し、注文完了!!あとは届くのを待つのみです。
せっかくなので、年表を見ながらPⅡ・トゥ・ワクの解像度を上げていきたいと思います。
相変わらずめっちゃ見づらいな。ごめん!!
1993年~1999年、ワク誕生~引退を切り抜いてます。
これ見たら分かると思うんですが、びっくりするくらいPⅡとトゥはレースで交わらないんですよね。原作でも語られていた通り、1995年10月の菊花賞に向けてトゥは仕上げてくるんですよ、しかし肝心のPⅡは同年8月の函館記念ですでに故障発生し引退を決意しています。
レースでこそ交わらない2頭でしたが、PⅡとトゥは同じ栗東馬なのでトレセンでは顔を会わせる機会はあるはずです。いつ引退を伝えたのか、それとも人づてに聞いたのか…。1995年の秋、トゥの心境が穏やかでないことは確かだと思います。
そしてメキメキと頭角を現すかつてのライバルの弟…。カスケードの存在も当然大きかったと思いますが、ワクの存在もトゥにとって無視できなかったはず。
ワクとトゥがレースで交わることも、有馬記念までは無かったのも意外でした。同じステイヤーなので、どこかのタイミングで一緒に走ってたりしてたかと思っていたんですが。
それでも開催年こそ違えど、同じレース(天皇賞・秋、菊花賞、おそらく神戸新聞杯も)に出場している2頭なので、お互い意識はすごくしてただろうな~と。
トレセンで実際に会話をしているのか不明な2頭ですが(だってライバルの弟ってどう接したら良いか分からなくないですか?)(PⅡは誰にでも話しかけるタイプだと思います。何せ三冠馬なので)、1996年もトゥにとっては心中穏やかでない年になっています。
トゥのモチベーション、心情はほとんどアマゴ兄弟によって揺さぶられていたんだと思うと…。
萌、好、良。
あとこれは「たいよう」の年表なんですがあまり記載できるものが無く、産駒の誕生と種付けのタイミング予想するだけの、見ようによっては下世話な内容なんですが…。
ワクの死のタイミング、いつくらいだと思いますか?
2009年8月にはワクの墓についての言及(W11巻156頁)があるので、2000年~2008年の間であることは確定だよな~と。墓につて言及している観光客たちの会話から、つい最近亡くなった感じではないので、最低でも2年間くらは期間が空いてるだろうと思い、年表は2007年で設定していますが…。
1口1000万のシンジケートが組まれた割には、ワク産駒の活躍が語られていないので、「種牡馬としての成績は良くない」という評価が付けられるはずですよね。ということは、何頭か産駒の成績が残る期間が必要なので1999年の引退から5年くらいは期間を置く必要があるのかな…となれば2004年~2007年の間だと目星はつけているのですが、非常に判断材料が少ないため有識者の意見募集中です。
以上、非常に限定的な年表でしたが、見て頂きありがとうございます。
かなり個人的な予想なので、間違いあればご指摘下さい!ご意見もお待ちしてます。
危ない!このまま終わりそうでしたが、肝心の推し香水も無事届きました!
香水本体と解説レターが送られてきました。解説レターの表紙の色(青と黄色のグラデ)はこちらが記載したイメージカラーで印刷してもらえます。
苦手な香りや好きな香りもオーダーシートで伝えらえるので、好みじゃない香りにはならないようになってますね。
解説レターの内容↑↑↑
オーダーシートに記載した内容に対するアンサーみたいな内容。
トゥの香りは私が思っていたよりも、華やかで爽やかな香りでした。普段使いしやすいので仕事にもつけていってます。
はてブロを書く、という経験ができて良かったです!
ここまで読んで頂きありがとうございました。